紀北青年僧の会
紀北青年僧の会は、西山浄土宗の南部支所管内にある紀北地域の寺院に在籍している、青年僧によって構成されています。
西山浄土宗の主訴である法然と、その弟子西山上人の念仏信仰を受け継ぎ、会員同士の互助および親睦をはかり、檀信徒教化と社会奉仕に尽くすことを目的としています。
会員はおよそ30名、檀林である総持寺を拠点に、年間を通して様々な活動に取り組んでいます。
紀北青年僧の主な活動
ナームの集い
和歌山市新内にある「割烹ちひろ」様をお借りして、「ナームの集い」という法話の会を行っています。
開催は、1月、3月、5月、7月、9月、11月の、第一土曜日です。
会員のみならず、各地から講師先生をお招きし、様々なお話を聞くことができます。
どなたでもご自由にご参加ください。
お盆「お供え物供養」
8月15日は、お盆でご先祖様にお供えしたお供え物の供養、および精霊送りの法要を行っています。
お盆の期間中にお祀りした塔婆や、初盆で使用する櫓、古くなった仏具などをお預かりし、お焚き上げをしています。
念仏行脚(ねんぶつあんぎゃ)
会員自身の念仏信仰をますます増進し、今後の生活に生かしていくため、さらには檀信徒の皆さんに対する教化活動の一環として、念仏行脚を行っています。
行脚とは、乗り物などを使わずに自らの足で歩いて各地を巡り、寺院を参拝することをいいます。さらに、西山浄土宗の信仰の根本はお念仏にあるので、お念仏をお唱えしながら、各お寺を参拝して回ります。